仕事に追われて、悩み、疲れ果てている人って多いですよね。
僕も以前は、仕事が全てだと思って、
自分の心や身体を無視して働き続けていました。
でも、ある日、仕事が嫌になって逃げだしました。
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ブラック企業でブラック労働
そのときに気づきました。
仕事は人生の一部であって、全てではないと。
仕事で結果や成果を出すことは大切ですが、
それ以上に大切なのは、自分の健康や幸せです。
知ってました?自分の人生の主人公は自分です。
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「自分が逃げたら、他の人に迷惑がかかる。」
という考え方をすてないと、
自分を死に追いやる事になります。
仕事に縛られて、自分の人生の時間を無駄にしてはいけません。
とはいえ、お金も大事ですけどね。
そこで、過労で悩む人に伝えたいことを、この記事で書いてみたいと思います。
自殺に至る背景
過労で自殺する人は、どんな背景を持っているのでしょうか。
厚生労働省の調査によると、仕事が原因で自殺した人のうち、
約6割が「仕事の質・量」に関する不安や悩み、
約3割が「仕事の失敗、責任の発生」に関する不安や悩み、
約3割が「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」
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に関する不安や悩みを抱えていました。
つまり、過労自殺は、仕事の内容や量だけでなく
仕事の結果や人間関係にも影響されることがわかります。
仕事に対する期待やプレッシャーが高すぎると、
自分の能力や価値を低く見積もり、
自己肯定感が低下してしまいます。
また、仕事に没頭しすぎると、
プライベートな時間や人間関係が疎かになり、
孤立感や虚無感が増してしまいます。
こうした心理的な負担が重なると、
自殺という極端な選択肢に走ってしまう可能性が高まります。
甲南医療センターの過労自殺の例。
過労自殺の事例として、最近話題になったのが、
神戸市の甲南医療センターで勤務していた26歳の専攻医の高島さんです。
高島さんは、2023年5月に自宅で自殺しました。
西宮労働基準監督署は、高島さんの自殺は、
月207時間の時間外労働と100日連続の休日出勤による精神障害が原因だとして、
労災認定しました。
高島さんは、病院の研修医として、患者の治療にあたっていましたが、
上司からの指示や指導が不十分で、
自己研鑽の時間も含めて長時間労働に追われていました。
病院側は、高島さんの残業時間は自己申告で30時間程度だと主張しましたが、
労基署は、電子カルテの記録などを精査して、
実際の残業時間を算出しました。
高島さんの遺族は、病院や院長を刑事告訴し、
再発防止のために捜査を求めています。
![](https://i.kobe-np.co.jp/news/society/202308/img/a_16714329.jpg)
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この事件は、医師の労働環境の改善を訴える運動にもつながっています。
自分や周りの人が過労で悩んでいる場合は?
もし、自分や周りの人が過労で悩んでいる場合は、
どうすればいいのでしょうか。
まず、自分の体や心の状態に気をつけてください。
過労の前兆となる症状には、以下のようなものがあります4。
- 頭痛やめまい、手足のしびれなどの脳血管疾患の兆候
- 胸痛や動悸、息切れなどの心臓疾患の兆候
- 不眠や倦怠感、食欲不振などの疲労感
- イライラや不安、抑うつなどの精神的な不調
- 集中力や判断力の低下、ミスや事故の増加などの仕事の質の低下
これらの症状に気づいたら、無理をせずに
、早めに病院にかかってください。
また、仕事の負担を減らすために、
以下のようなことを心がけてください。
- 長時間労働を可能な限り避けて、きちんと食べて眠れる生活を維持する
- 覚醒作用の強いコーヒーやタバコの仕事中の乱用は、疲労を認識できなくなるので避ける
- 仕事の悩みや不満を、信頼できる人に相談する
- 仕事以外の趣味や楽しみを見つけて、リフレッシュする
- セクハラやパワハラなどの不適切な対人関係に遭ったら、早めに相談窓口に相談する
周りの人が過労で悩んでいる場合は、
以下のようなことをしてあげてください。
- 優しく声をかけて、気遣いや励ましの言葉をかける
- 仕事の手伝いや協力を申し出る
- 一緒に休憩をとったり、食事をしたりする
- 必要なら、専門家や相談窓口に紹介する。
過労自殺をしやすい人の特徴と対策
過労自殺をしやすい人には、どんな特徴があるのでしょうか。
完璧主義で、自分に厳しい
- 責任感が強く、仕事を断れない
- 自分の感情や欲求を抑え込む
- 人に頼らないで、一人で抱え込む
- 人間関係を築くのが苦手で、孤立している
これらの特徴を持つ人は、過労自殺の危険性が高いと言えます。
しかし、これらの特徴は、決して悪いことではありません。
むしろ、仕事に対する熱意や誠実さ、自己管理能力など、素晴らしい長所でもあります。
問題なのは、これらの特徴が過剰になって、
自分の健康や幸せを犠牲にしてしまうことです。
そこで、以下のような対策を取ることが大切です。
- 完璧主義をやめて、自分に優しくなる。自分の限界や欠点を認めて、適度に手を抜くことも大切だと思う
- 責任感をコントロールして、仕事を断る勇気を持つ。自分の仕事の範囲や優先順位を明確にして、無理な依頼や要求にはノーと言う
- 自分の感情や欲求を表現して、ストレスを発散する。自分の気持ちや思いを素直に伝えたり、好きなことをしたりする
- 人に頼って、協力してもらう。自分一人で解決しようとせずに、周りの人に助けを求めたり、感謝したりする
- 人間関係を築いて、支え合う。仕事仲間や友人、家族など、信頼できる人とコミュニケーションをとったり、楽しい時間を過ごしたりする
まとめ
仕事は人生の一部であって、
全てではないということを、忘れないでください。
仕事に熱中するのは素晴らしいことですが、
それだけでなく、自分の健康や幸せも大切にしてください。
過労で自殺する人は、決して少なくありません。
自分や周りの人が過労で悩んでいる場合は、
早めに対処してください。
自分の子供、友達、親は大丈夫ですか?
メールやLINEすら返せないほど追い込まれている人もいます。
直接会いに行きましょう。大切な人を失いたくないなら。
仕事は、自分の人生を豊かにするための手段であって、目的ではありません。
自分の人生を楽しみましょ!
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