僕の親父は、頑固親父です。
あと空気が読めません。コミュニケーションに難があります。
例えば、先祖のお墓があるのですが、やみー家は先祖代々の墓と
10年ほど前に亡くなった母の墓があります。
先祖代々の墓と母の墓はかなり離れたところにあります。
100㎞以上離れています。
僕は、先祖代々の墓は、「墓じまい」するのかなと思っていました。
先祖代々の墓は、3年前に同じ敷地内に移転したのです。
お墓の件について、詳しくは本文で述べますが、
父の代の次にお墓を継ぐ予定の僕には、
何も知らされず、事後報告で親父は墓を移転していました。
僕としては、母の為に作ったお墓に集約してくれるものだと思っていました。
もちろん親父に問い正しましたが、
「お金はワシがだしている。」だから何が悪い?
という態度でした。
この記事では、親父の言い分と僕の考えを掘りさげて伝えます。
先祖代々の墓を残すか墓じまいするか。
やみー家の墓の位置情報を伝えておきます。
僕の家と親父の家は車で移動すると40分ほどの距離です。
その中間の位置に母のお墓があります。
先祖代々の墓は県外にあり、車で高速道路を使用して3時間半くらいの位置にあります。
親父が長男でその長男が僕。僕の子供二人は娘。
そこを踏まえて、お話していきます。
頑固親父は、相談をするという事を知りません。
先祖代々の墓と地盤が老朽化していたので、選択肢として
- 元の場所の地盤補強をして、元の墓石をきれいにする。
- 場所を移転して、元の墓石をきれいにする。
- 元の場所の地盤を強化して、新しい墓石をいれる。
- 場所を移転して、新しい墓石をいれる。
- 母の墓に集約して、墓じまいをする。
- 骨壺は、永代供養して墓じまいをする
が考えられます。
ですが、親父は4番の同じ墓地の敷地内に移転して、
新しい墓石をいれていました。
親父のお墓を残す決断のメリットとデメリット
ご先祖様の供養ができる。
お墓が老朽化していたので、壊れたり崩れる心配がなくなった。
親父としては、ご先祖様のおかげで自分がいるから、
元の土地は地盤が悪かったので、墓石が倒れるリスクなどを考え
先祖代々の墓を移転したようです。
ご先祖様に感謝して供養する親父の姿は一見立派だと思います。
今は、親父は元気で働いていますので、お金も体力もある状態です。
親父が仕事を引退して、体力がなくなってから、どうするのかな?
って思っています。
将来の管理問題。
しょっちゅう行けない。
墓じまいの手間
移設にお金がかかっている。
親父が年をとった場合、健康に問題があった場合に、
僕が後継者として、墓をみることになるが、お墓が遠すぎる。
現在でも僕はお墓に1年に1回、行くかどうかです。
僕は、それなら近くの母の為に建てたお墓に集約するか、
近くの永代供養のお寺さんに納骨するのがよいのでは?と思っています。
頑固親父攻略法
僕の親父を分析すると
- 相談しない。
- 自分が正しいと思っている。
- 後々の事を考えない。
- 失言をする。
ひとつずつ解説していきます。
頑固親父の生態
まず1つ目「相談をしない」ですが、先祖代々の墓のことについて、
長男の僕に相談なしで、事後報告で移設して墓石も新しいものに変えちゃった親父です。
普通、一言くらいは声かけると思います。
墓問題の時の僕の年齢は、30後半です。
2つ目の「自分が正しいと思っている」ですが、
お墓の移設や墓石のリニューアルにかかる費用の捻出は、親父が負担しています。
お金を支払っているから、自分が正しいという親父の思考です。
3つ目の「後々の事を考えない」につながっていくのですが、
僕の親父は、ありがた迷惑をやりがちです。
例えば、みんなでご飯食べている時に満腹状態になったのに
「まだ食べれるでしょ?」といいながら、
おかずやご飯をよそってくる人いませんか?
自分が、食べる気がないのに
親切心で食事を食べさせようとされると、正直つらいですよね?
最後4つ目の「失言をする」ですが、
相手の立場で物事を考えないというか、
自分の思った事をストレートに言ってしまいます。
例えば、幼児がよそにいって、
何か美味しくない物を食べさせてもらった時に
そのまま「まずい」と言ってしまうことがあります。
小学生くらいになれば、よそに行って美味しくない物を食べても、
我慢して食べたり、「まずい」とは口にだしません。
頑固親父は、オブラートに包んで発言する事ができないので、
逆に日常生活や職場で、どんな人間関係を形成しているのか興味があります。
お墓をどうするか?頑固親父の対策
結論:親父が死ぬか、寝たきりに近い状態になってから、先祖代々の墓を墓じまいする。
多分、母の墓も墓じまいする事になると思います。
どういうロジックかというと、僕としては親父と話し合いをすると、
- 体力と精神が疲れる。
- 無駄な時間を過ごす。
親父は全力で、反対してくると考えられます。
親父は先祖代々の墓を建て直すくらい、思い入れがあるようです。あと、親父は金持ちではありません。
ご先祖様を大切にしたい気持ちと自尊心が高いので、
大きな金額を支払って、先祖代々の墓を建ててしまったと思います。
推定ですが、150万円~200万円はお墓にかけていると思います。
それを僕が、墓じまいをすると言い出せば、どうなるでしょうか?
僕の代で墓じまいをしておかないといけません。跡取りがいないから。(娘はいますけどね..)
僕が元気で、身体が動くうちに墓じまいをしておきたいのです。
遠方に先祖代々の墓があるので、体力がなくなってからではできません。
今、親父が元気なうちに墓じまいの話し合いをすると、
話は平行線をたどり、お互いに不満がでます。
なので、親父が口出しできない状況になったら、
墓じまいへと動こうと思っています。
まとめ
お墓の問題は、これから日本で増えてくると思います。
日本全体で、お墓の跡継ぎが減少していき、
無縁墓も増えていくこととなるでしょう。
現在お墓の面倒をみている人や、
お墓を引き継ぐ人も、お墓の事を考えなければなりません。
そして、お墓をお手入れするのも、墓じまいするのもお金がかかります。
親子で、お墓について、お互いの立場やご先祖様に感謝しつつ、
今後どうしていくか話す機会を持つべきだと思います。
将来お墓を引き継ぐ人で、親が頑固な場合は、
今回僕がご紹介した方法も考えてみてください。
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